科学的見地による有機栽培農作物に対する評価

        <p>英国食品基準庁は2003年、「有機栽培農作物が通常栽培農作物に比べて、より安全とかより栄養があるという科学的な証拠は現時点ではない」

とする見解を発表している*5

In our view the current scientific evidence does not show that organic food is any safer or more nutritious than conventionally produced food.

Food Standards Agency - Is organic food better for you?
        <p>また、フランス食品衛生安全機関(AFSSA)が公開した128ページに及ぶ包括的報告において、食品の安全性及び栄養において有機栽培農作

物と通常栽培農作物の間に有意な差を見出せないと結論している*6

有機食品の栄養的側面の特徴について

[報告は、有機農業産品は慣行農業産品よりも栄養面で優れているという主張にかかわる議論に、ほとんど終止符を打つかのようである]

生産方法の人間用食品の栄養価に対する影響

 この評価の枠内で検討されたデータでは、一般的には有機農業由来の原料と慣行農業由来の原料の化学的構成は、大きな、また再現可能な違いを 示さなかった。研究結果は、ときには矛盾さえしている。食品の化学的構成と栄養価に起こる変動の要因(品種、季節、気候、成熟・発達段階、貯蔵、家畜飼養 指針など)の多くは、しばしば農業方法(肥料の性質、衛生処理など)に結びついた要因よりも重要なことがある。

フランス:AFSSA、有機食品の栄養と安全性の評価報告書
        <p>さらに、スウェーデンの国家食品も同様の報告を挙げており、<span style="font-weight: bold;">現時点にお

いて有機栽培農作物が通常栽培農作物に比べて、より優れているという科学的証拠は無いという事が国際的なコンセンサスだと言える。